玉城流扇寿会ハワイ支部が創立20周年記念、リサイタル「かりゆし、かりゆし」を開催

ホノルルの琉球舞踊団は、創立20周年の玉城流扇寿会ハワイ支部を記念して、ワイパフのハワイ沖縄センターにてリサイタルを開催する。

ハワイプレス編集部4,470

2017 05.08

玉城流扇寿会ハワイ支部が創立20周年記念、リサイタル「かりゆし、かりゆし」を開催

ホノルルの琉球舞踊団『玉城流扇寿会ハワイ支部』では、創立20周年を記念して、5月21 日(土)の午後3時〜5時、ワイパフのハワイ沖縄センターにて、記念リサイタル『かりゆし、かりゆし』を開催する。

現在師範として活躍するフランシス・クバが、玉城流扇寿会家元の許可と支援を受けて彼女の従姉妹である最初の弟子1人と共にハワイ支部を立ち上げたのは1997 年のことだった。今回の創立20周年の記念リサイタル『かりゆし、かりゆし』とは、沖縄のことばで“幸せ、調和、祝賀”という意味。

この特別公演には、クバや彼女の弟子達のため、重要無形文化財である家元も出演予定。100年以上前に初代家元によって創作された名作などが披露される。

公演終了後には、泡盛を飲みながら家元や師範を囲むアロハパーティーが開催される。リサイタルのチケットは、イベントブライト(www.eventbrite.com )、またはハワイ沖縄センター内のハワイ沖縄県人会にて販売。

フランシス・ナカチ・クバについて

玉城流扇寿会ハワイ支部長兼師範。沖縄生まれのフランシス・ナカチ・クバは3歳で琉球舞踊を始めた。自身も踊り手だった母は、二人の娘を有名な琉球舞踏の踊り子にしたいと切望していた。

そんな母の夢を、クバはハワイという思いも寄らなかった場所で実現させる。沖縄の玉城流扇寿会道場で、演出家の谷田嘉子と金城美枝子に師事し、14 歳から師範になるための研鑽を積む。

クバが最終的な師範試験を受けたのは、ホノルルのシャミナード大学に在籍中のことだった。ハワイでパーティーやプライベートイベントの出演依頼に応じているうち、レッスンの依頼も来るようになった。琉球舞踏とハワイの沖縄文化の保存への使命感から、クボはハワイで道場を開く決意をする。

これまでにニューヨークのカーネギーホールやセントラルパーク、ワシントンD.C.のさくら祭り、最近では5年に1度開催される世界最大の沖縄コミュニティのイベント“世界のウチナーンチュ大会”など、数多くの舞台に出演している。

マノアのジャパニーズランゲージスクール内にあるクバの道場は、初級〜上級レベルのクラスを開催。3歳から入門可。最初のクラスは無料となる。

クラススケジュールなどの詳細は、こちらの公式サイトまで。

玉城流扇寿会ハワイ支部創立20 周年の記念リサイタル『かりゆし、かりゆし』について

日時: 2017 年5月21 日(土)、時間: リサイタル 3:00〜5:00PM、アロハパーティー リサイタル終了後、会場: ハワイ沖縄センター、94-587 Ukee St., Waipahu, HI 96797、チケット: $35(リサイタル一般自由席)、$150(リサイタル・スーパーサポート予約席、パーキング、アロハパーティー付き)、$25(アロハパーティーのみ)、https://www.eventbrite.com/ (Under Kariyushi, Kariyushi)

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