ウクレレフェスティバル・ハワイの共同創立者であるロイとキャシー・サクマ夫妻は中止の発表について「これは私達にとっても本当に悲しく難しい判断でしたが、高齢者、生徒、出演者を含むハワイの人々の安全と健康を優先しました。来年きっとまた皆様と一緒にこの素晴らしいウクレレ音楽の祭典を通して、笑顔と愛と希望をシェアできることを楽しみにしています」と語った。
今年はウクレレフェスティバル・ハワイの50周年という大きな節目を記念して、実際のフェスティバルに代わるドキュメンタリー番組がテレビとオンラインで同時配信される予定となっている。その詳細及び放映の日時は、後日発表となる。
「ウクレレフェスティバル・ハワイのゴールデンアニバーサリーは、当初企画していたものとは異なりますが、全く新しい方法でお祝いできることも、エキサイティングだと私達は思っています」とサクマ夫妻は続ける。「それまでどうか皆様、引き続き安全と健康を心がけ、お互いを思いやり合い、ウクレレをたくさんの人達のために弾き続けてください」
ウクレレフェスティバルを無料イベントとして維持すると同時に、成績有秀なハワイの学生たちに給付される奨学金の基金調達目的で毎年開催されてきたガラパーティーも、今年は中止となった。しかし、学生の選出と奨学金支給は継続して行われる予定となっており、その情報も後日発表となる。
ウクレレフェスティバル・ハワイとウクレレフェスティバルについて
ウクレレフェスティバル・ハワイは、2004年にロイ・サクマとキャシー・サクマによって設立された非営利団体で、ウクレレミュージックを通し、子供から大人までハワイだけでなく世界中に笑顔と愛と希望を届けることを目標としている。ウクレレフェスティバル・ハワイでは、無料のウクレレフェスティバルのプロデュースやPR活動を通し、人々のハワイの文化芸術への興味を高めると同時に、ウクレレへの興味を高めプロレベルのウクレレ奏者を育成することに力を入れている。1971年に始まった ウクレレフェスティバルは、オアフ島カピオラニ公園にて毎年7月に開催されている。