ワイキキのハレクラニに今年もメレ・メイが戻ってきます。「天国にふさわしい館」という意味をもつエレガントなハレクラニで、5月の毎週日曜日正午〜午後2時半、ハワイの実力派アーティストがハワイアン音楽、そして音楽に合わせたフラを披露します。場所は、ワイキキビーチが目の前のハウス・ウィズアウト・ア・キー。
5月7日(日):Keauhou(ケアウホウ)
5月14日(日):Ledward Kaapana(レッドワード・カアパナ)/スラックキーギター
5月21日(日):Kaiao(カイアオ)
5月28日(日):Ku'uipo Kumukahi(クウイポ・クムカヒ)
ハレクラニのウーリック・クラワー総支配人は、「毎年メレ・メイは、ハワイが世界に誇ることのできるハワイの才能あふれるアーティストやハワイの文化を紹介しています。そして、ハレクラニでは、今年もハワイの文化そして音楽を讃えるメレ・メイに参加できることを嬉しく思います。」と語った。
ハレクラニでのメレ・メイは、今年のナ・ホク・ハノハノ・アワードの最優秀新人賞候補にもなっている期待の新人グループ、ケアウホウで始まる。
ケアウホウは、ハワイ語で「新しい世代」という意味。ケハヌオラ・ソラトリオとニコラス&ザッカリー・ラム兄弟の3人のグループは、伝統的ハワイアン音楽を踏襲しながら、新しいハワイアン音楽を繰り広げている。
第2週目は、昨年に引き続き、スラックキーギターの大御所、レッドワード・カアパナの登場。オープンチューニングで演奏するスラックキーギターは、ハワイ独特の奏法。レッドワードは、40年以上にもわたりスラックキーギターの演奏をし、過去にナ・ホク・ハノハノ・アワードを何度も受賞、グラミー賞にも4度ノミネートされている。
ナ・ホク・ハノハノ・アワード翌日の5月21日は、カイアオが登場。2011年に結成された若手トリオは、古き良き時代のハワイアン音楽を中心に演奏。さまざまなイベントはもちろん、フラショーやフラ競技会でも演奏し、フラダンサーにも大人気。
ハレクラニでのメレ・メイの最後を飾るのは、「ハワイアン音楽の恋人(ハワイ語ではクウイポ)」のニックネームで親しまれているクウイポ・クムカヒ。幼い頃からハワイ文化に親しみ、ハワイアン音楽に囲まれて育ったクウイポの透き通る声と音楽はハワイそのもの。
メレ・メイは、今年で7回目を迎え、ハレクラニでのスペシャルパフォーマンスは、80以上あるメレ・メイのイベントの一つ。各イベントは、オアフ島はもちろんカウアイ島、マウイ島、ハワイ島のホテルやコミュニティーセンター、公園施設等で開催されている。
各イベントには、ハワイ版グラミー賞と称されるナ・ホク・ハノハノ・アワード受賞歴のある実力派エンターテイナーが出演し、日本ではなかなか聴くことのできないミュージシャンのパフォーマンスを楽しむことができる。
メレ・メイについて
メレ・メイは、毎年5月を中心に開催されるハワイアンミュージックをはじめハワイのさまざまな音楽と文化を讃える祭典。ハワイ州の各地および日本でおよそ3カ月間に渡り多彩なイベントが繰り広げられ、アメリカ国内はもちろん世界各国の人々がハワイを訪れます。メレ・メイでは、より多くの人々が、この祭典に参加し、ハワイアン音楽を楽しんでいただけるよう願っている。