営業停止命令を受け、営業を休止していた回転寿司大手の元気寿司は、現地時間10日にオアフ島にある10店舗の営業を再開。同16日には、改装を終えたカウアイ島にある1店舗の営業を再開し、ハワイにある11店舗すべての営業を再開した。
ハワイ州の衛生当局は、2ヵ月に及ぶ調査により収集・検証された証拠に基づき、公表されたA型肝炎発症は元気寿司が生で提供した輸入品の冷凍ホタテとの関連が強いと発表し、11店舗すべてに即時営業停止を命令。その後、元気寿司で取り扱った冷凍ホタテ(フィリピン原産のイタヤ貝の貝柱)が原因と判明。
当局は、ハワイ州全域に問題の貝柱の輸入禁止措置を取り、安全が確保されたために営業再開を認めた。