ホノルル鉄道、有権者の6割がアラモアナ終点を希望

コールドウェル市長が発言した「ホノルル鉄道の終点をミドルストリートにする案」について、市民の半数以上が反対であった事が判明した。

ハワイプレス編集部11,247

2016 07.24

ホノルル鉄道、有権者の6割がアラモアナ終点を希望

ハワイ・ニュース・ナウとホノルル・アドバタイザー紙が合同で実施した世論調査で、建設が進められているホノルル鉄道の終着駅をアラモアナセンターまで希望する住民が6割を超えていることが明らかになった。一方、そのための増税案に対しては否定的な意見が多い。

現在オアフ島で建設が進められている鉄道建設について、建設資金の見積もり費用が高額になり、当初予定していたアラモアナセンターを終着駅にする計画では資金が足りず、市長は鉄道の終点をミドルストリートにする縮小案を提案していた。

市長は「私はアラモアナセンターを終着とする全長20マイルの鉄道計画を約束している。建設は中止していない、このままではおそらく2020年になってもミドルストリートまで建設が完成しないかもしれない。鉄道機関と資金計画について話し合う時間が必要だ」と、最終的にはアラモアナセンターを終着駅とする予定であることを強調した。

今回の調査では、回答者の62%が終着駅をアラモアナセンターまで希望し、81%が鉄道計画に対する増税案に反対であることがわかった。また、ミドルストリートを終点とする案を提案したカーク・コールドウェル市長に対する支持率が11%下落したことが判明した。

参考: Poll: 62 percent favor building rail to Ala Moana Center

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