ハワイ州当局は22日(水)、オアフ島のダイヤモンドヘッド周辺に点在する路上居住者の集落を一掃撤去した。
ハワイ州、特にダイヤモンドヘッド周辺地域のホームレス問題は長年懸念されていたものの、状況はさらに深刻化していた。土地自然資源局によると、カハラ地区からカピオラニ公園間の地域には、約40の路上居住者の集落があると話した。
これまでの半年間、路上居住者の人々に対し、シェルターでの居住生活を働きかけたものの、一向に応じなかったという。
撤去作業が実施された当日、回収された廃棄物の量は実に数トン分にも及んだ。家庭用品のほか、電動スクーターや額に入った絵画など、幅広い種類の廃棄物が回収された。
ハワイ州当局は今後、ホームレスが再びこの地域に戻ってこないように、さらなる社会福祉サービスを提供すると話している。
参考:State crews clear out homeless encampments on Diamond Head