ハワイ語でハーフやクォーターなどを意味する”ハパ”と題されたこの壁画。
ハーダー氏はこの作品に対し、「”ハパ”のコンセプトは、なにか美しいものである。そしてオバマ大統領こそ、間違いなく”ハパ”を象徴する一人であるだけではなく、人種的平等を促す混血種の一人である。」と語る。
そして、カメア・ハーダー氏も日本・韓国の母とイスラエル人の父を持つハワイ出身の”ハパ”である。
なお、壁画のメッセージは2008年オバマ大統領が人種問題について述べた演説の抜粋で、こう描かれている。
“We may have different stories but we have common hopes, we may not look the same and we might not have come from the same place, but we all want to move in the same direction – towards a better future for our children and grandchildren.”
訳:我々は、異なる物語を持っているかもしれないが、同じ希望を持っている。我々は同じようには見えないかもしれないし、同じところから来たわけでもないだろう。しかし、我々すべてが同じ方向に向かいたい – 私たちの子供、そして、孫たちのためにより良い未来へ。
この場所からわずか3マイルほど離れたところには、オバマ大統領が卒業したプナホウ高校がある。
Galiher DeRobertis Waxman、610 Ward Ave、Honolulu, HI 96814
参考:This new Honolulu mural of Barack Obama shares message of racial harmony