ハワイ州当局は、オアフ島ワイキキのカイマナビーチの訪問者に対し、同ビーチで子育てをしているハワイアン・モンクシールの母親と子どもに近づかないように注意を呼びかけている。
アザラシの一種であるハワイアン・モンクシールは、現在推定1,400頭ほどの生息数で絶滅が危惧されている。一般的にはおとなしい性格であるが、ほかの動物と同様に子育て中の母親は気性が荒くなることがあるという。
ハワイアン・モンクシールがワイキキ周辺で出産、子育てをすることはまれで、当局は、母親が安心して子育てできるよう離れた場所から見守ってほしいと一般への理解を求めている。
参考:State: Keep your distance from nursing monk seal at Kaimana Beach