刺された時の症状
一度刺されると幹部に激痛が走り腫れ上がる。適切な処置を施した後、一週間ほどすると痛みが引き次第に猛烈な痒みが患部に。痒みがおさまれば回復に至るが、二度目はアレルギー反応を起こすので用心が必要。
カツオノエボシに刺された場合の適切な処置
ハワイに生息するクラゲは主にカツオノエボシとボックスジェリーフィッシュの二種類。それぞれ処置の仕方が変わるので、刺された時にどのくらげに刺されたかを見ておくのが大切。
クラゲに刺されたら酢で洗うと良いと言われるが、カツオノエボシに対しては逆効果。
まず、すみやかにその場を逃げます。安全な所まで移動したら、触手をそっと剥がします。慌ててすぐに陸に上がってはダメです。この作業は触手の刺胞を刺激しないように海中でやるのがポイント。触ると指先が痛いですが、千切れないように静かにつまんで剥がしてください。
触手が取れたら、そのまま波打ち際に立って波の力で患部を洗い流します。手でゴシゴシやると被害が大きくなりますので暫く痛みに耐えながらじっとしています。砂でゴシゴシやるのも間違いです。
ビーチにライフガードがいる場合は適切な処置を施してもらい、触手がとれたら医療機関で治療を受けましょう。また、刺されて痛みが引いて痒みが出てきた場合は45°C程度の熱いお湯をかけるのが有効。
対処としては患部に熱いシャワーを掛けてタンパク毒を熱変性させるのが良く、痒みもこれで和らぎます。
クラゲ対策
長袖のラッシュガードを着たり、クラゲ除けのローションなど、対策する事も重要。
どこに行っても綺麗なハワイの海。人気のいないビーチにはなにか理由があるのかもしれない。周りにクラゲ注意報の看板がないか、はたまたサメの注意看板がある事も。
クラゲが発生する時期はローカルテレビでも放送されるので、チェックしておく必要がある。