このページの目次
三井不動産は、日本随一のオーシャンリゾートである沖縄県国頭郡恩納村に世界でハワイに次いで2つ目となるハレクラニブランドの開業を発表した。
2019年夏、「ハレクラニ沖縄」誕生へ
ハレクラニがワイキキビーチにホテルとして開業してから節目の100周年を迎えた今年、ハレクラニは次への100年に向けて動き出した。
ハレクラニ沖縄の初代総支配人には、ラグジュアリーホテルでのマネジメント経験が豊富な吉江潤氏を迎えることが決定しており、2019年の開業に向けて、沖縄本島西海岸で国内屈指のビーチに面した本計画地において「世界トップクラスのラグジュアリーリゾートホテル」の創造を目指す。
ハレクラニ沖縄・プロジェクトの特長
ハレクラニ沖縄・完成予想図 ©三井不動産
ホスピタリティにおいて世界的に定評のある「Halekulani（ハレクラニ）」の日本初進出
ハレクラニは、米国ハワイ州オアフ島のワイキキビーチに位置するラグジュアリーホテルであり、その歴史は、1917年にジュリエット・キンバルとクリフォード・キンバル夫妻が、当時、簡素な邸宅１軒とバンガローからなるホテルを買い取り、「ハレクラニ （『天国にふさわしい館』の意）」と名づけたことに由来する。
その後、幾度かの改修・拡張を経て、徐々に規模を拡大し、1981年には、三井不動産がこの伝統あるホテルを取得。世界的なラグジュアリーホテルとして再開発を実施し、ハワイらしい温かみのあるホスピタリティと伝統を守りつつ、世界に通用するホテルとして生まれ変わり、多くの方に愛されてきた。
沖縄本島の西海岸、国内屈指のビーチリゾートである恩納村に位置し、全長約1.7kmにわたる海岸線に面するビーチリゾートとして絶好のロケーション
ハレクラニ沖縄は、沖縄本島の西海岸中央部、国内屈指のビーチリゾートである恩納村に位置し、全長約1.7kmにも渡る海岸線に面する、ビーチリゾートとして絶好のロケーション。
ホテル眼下に広がる白砂のビーチ、海に面した高台から望むサンセット、サンゴ礁と色とりどりの熱帯魚、季節の移ろいを映し出す植栽や花々など、沖縄の自然を満喫できるリゾートホテルとなり、さらには、沖縄海中国定公園の美しい海でのアクティビティ、神秘の森ヤンバルへのエクスカーションなど、ゲストを魅了する数多くのアトラクションも用意。
360室全室オーシャンビューの客室と長期滞在可能な多彩な施設構成
敷地面積は約13ha。ビーチに面し南北に延びる恵まれた敷地を活かし、360室全室がオーシャンビューの客室となる。
また、海を臨み、ハレクラニの象徴であるオーキッドを配したプール、温泉を利用した新しいウェルネスプログラムが体験できるスパ、日本発のユニークなダイニングエクスペリエンスが楽しめる4つのレストラン、バーなど、多彩な施設が楽しめる。
ラグジュアリーホテルでのマネジメント経験豊富な吉江潤氏が初代総支配人に就任
ホテルサービスは、日本人ならではの細やかなこだわりと心づかいにより、ハード、ソフトともに世界最高水準のクオリティを実現。
また、ハレクラニが100年の歴史の中で築いてきた独自のサービス理念を継承し、ゲストの期待を超える妥協のないサービスを提供するとともに、地域の魅力を生かした世界を代表するラグジュアリーリゾートを目指す。
ハレクラニコーポレーションCOOのコメント
ハレクラニコーポレーションのCOOであるピーター・シェインドリン氏は、ハレクラニ沖縄の開業について、「沖縄伊武部の計画地に降り立ち、ラベンダー色に染まった水平線を見た瞬間、私は探し続けていた第二のハレクラニをこの地でオープンすることの宿命を感じました。『ハレクラニ沖縄』はハワイで100年前から引き継がれているハレクラニレガシーの進化の結晶となることを確信しています。2019年、この新しいホテルがオープンすることで、次の時代へ続くハレクラニレガシーの新たな歴史の扉を開くことができて、大変嬉しく思っています。」とコメントしている。
ハレクラニ沖縄 計画概要
ホテル名称：ハレクラニ沖縄、所在地：沖縄県国頭郡恩納村字名嘉真下袋原1967番1外（地番）、計画地敷地面積：87,145.70㎡（26,361.57坪）、交通（アクセス）：那覇空港より車で約75分、延床面積：41,746.92㎡（12,628.44坪）、構造・規模：鉄筋コンクリート造・地上10階他、着工：2017年5月、開業：2019年夏（予定）、設計：株式会社日建設計、施工：前田・國場 建設工事共同企業体、客室数：360室、付帯施設：レストラン、バー、屋内外プール、スパ、フィットネスジム等
