米アトム・データ・ソリューソンズ社が発表したデータによると、ホノルルは全米で賃料がもっとも高い市のひとつであることがわかった。その賃料は、世帯主が収入の約4分の3を支払っているという。
調査は、540都市からのデータを分析し、ホノルルでは3ベッドルームの賃貸物件を支払うためにはホノルルでの月平均賃金の70.7%が必要だとしている。また、マウイはそれに次いで70.6%であった。
アトム・データ・ソリューソンズ社の関係者は、「米国市場の大半では、賃貸をするよりも手ごろな価格で購入することができる一方、2017年に住宅ローン金利が上昇し続けると、まだ住宅を所有せず賃貸で暮らしている人々は、さらに苦しい状況になるだろう」と話した。
なお、都市の月平均賃金に対する平均賃料を比較した場合の割合がもっとも高かったのは、カリフォルニア州の77.3%であった。また、調査した540都市のうちの75都市では同間取りにもかかわらず、各都市の月平均賃金の30%以下で収まるものであった。