不動産大手のコールドウェルバンカーが発表した最新の調査結果で、ハワイ州の4ベッドルーム・2バスルームの住宅平均価格は約90万ドルで、全米で最も高額であることが明らかになった。
調査結果は、全米各州の4ベッドルーム・2バスルームの住宅の平均価格を比較したもので、2番目に高いマサチューセッツ州の同住宅平均価格は約58万ドルとし、最も高額であったハワイ州との価格差は33万ドルほどであった。
また、ハワイ州では全米一の平均住宅価格である一方、ホノルル市内での同物件カテゴリーの平均価格は120万ドルで、全米各都市の中で14番目に位置する。
ホノルルから離れた都市、オアフ島西部のカポレイ地区の平均価格は約60万ドル、エヴァ地区は約65万ドルとし、ホノルル市よりやや手頃な住宅が販売されているが、住宅価格は2015年より上昇を続けている。
コールドウェルバンカーが発表したハワイ州での調査結果
地区 | 4ベッドルーム・2バスルームの住宅平均価格 |
---|---|
ホノルル | $1,202,219 |
カポレイ | $708,800 |
エヴァ・ビーチ | $653,129 |
なお、全米で4ベッドルーム・2バスルームの住宅平均価格がもっとも高額とされた都市は、カリフォルニア州サラトガで、平均価格約250万ドルであった。高額都市トップ10のうち6つの都市が、シリコンバレーの周辺に集まっている。
一方、全米で同物件の平均価格が手頃であった都市は、ミシガン州デトロイトで、平均価格が6万4千ドルであった。