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ハワイでA型肝炎が流行、すし店従業員を含め93人感染

ハワイ州内でA型肝炎が流行し、計93人の感染が明らかになった。感染者にはすし店従業員も含まれ、観光客にも注意を呼びかけている。

ハワイプレス編集部8,753

2016 07.27

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ハワイでA型肝炎が流行、すし店従業員を含め93人感染

米ハワイ州の保健当局は26日、州内でA型肝炎が流行し、計93人の感染を確認したと発表した。

A型肝炎は、糞便から排泄されたウイルスが人の手を介して、水や食べ物を接種したり、感染者に直接接触したりすることで感染する。2~7週間の潜伏期間の後に、急な発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気や嘔吐が見られ、数日後には皮膚や目の白い部分が黄色くなる。

潜伏期間が長いため、感染機会は前回の旅行時であることが多い。

今回の感染者にはハワイ島西部のワイコロアにある「寿司しおの」の従業員も含まれ、当店で飲食をした観光客に当局が注意を呼び掛けている。なお、「寿司しおの」の従業員は7月5-8日, 11-15日, 18-21日に勤務していた。

また、ワイケレセンターのバスキンロビンスやワイピオにあるタコベルの従業員も感染が報告されている。

バスキンロビンスの従業員は6月17-19日, 21, 22, 25, 27, 30日, 7月1, 3日に勤務しており、タコベルの従業員は6月16, 17, 20, 21, 24, 25, 28-30日, 7月1, 3, 4, 6, 7, 11日に勤務していた。

保健当局は石けんを使った手洗いや予防接種を呼びかけ、予防接種が受けられるハワイ州の病院一覧 ( PDFファイル ) を公開している。

参考: Hepatitis A infection confirmed in food service employee on Hawaii Island

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